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雑感~買い戻し優勢

雑感~買い戻し優勢

欧州は、良好な経済指標で為替・株価は反発。
ユーロ円は一時119円台まで上昇、ポルトガル短期金利は10%に達し株価にはやや重石に。
米国は、J&Jの好決算からこちらも反発、ガイトナー長官は懸命に格下げ観測を否定。
ドル円も、83円付近まで反発してきた。

本日は、9600円近くまで買戻しが進んでいる。
上昇トレンド入りとは思えないが、9500円割れで下値不安も大きかっただけに、
ショート筋の買戻しが優勢というところか。
債券先物が下げているので、CTA筋が株先を買っている可能性も高い。

IVは大きく下落、大外5Pの下落が目立つ。
callの10000台でも、IV16%台まで落ちてきた。
膠着相場だと、昨年10月のIV剥げ落ちのイメージとダブるが、
4-5月にかけては季節的にも波乱含みで、
昨年のような急変動にも、備えておきたいところか。

PUTが下落しているので、放置系PUTバックであれば、
6P7000円台の-2×3(250円差。賞味期限は5月1週まで)、
同じく9P7000円台絡みも-2×3(500円差)あたりだろうか。

CALL側では、6C100-7C1025の-1×1あたりに安心感がある。
そう簡単に10000円まで戻るとは思えないが、
万一の際、大台手前で切っても損失はたかが知れている。

専門家のコメントを探ると、強気弱気と様々だ。
年中強気なのは、証券会社情報部門、中小証券、投信会社あたり。
顧客に日本株や投信を薦める以上、弱気なコメントは出てこない。

ポジションを持つと、自分の相場観に合ったコメントを求めがちだが、
「年末までに11000円!」といったものには割引も必要か。
彼らは自分で買ってはいないし、弱気なコメントを出すと、
上司や経営陣から怒られることもあるので。


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by nkmrnkmr | 2011-04-20 10:46 | 雑感
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