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雑感~貿易赤字の影響大......

昨夜の米国市場は小幅に上昇。
ギリシャ融資問題が楽観的な見通しに変わり、
欧州株もマイナス圏からプラス圏へ。

為替市場は、欧米市場で円安が一段と進んだ。
ドル円は82.50を突破、ユーロ円は106円台。
昨日発表の10月貿易統計を見た海外勢が、
円売りに傾いたものと思われる。

中身を見ると、最も影響が大きかったのは
やはり中国への輸出が急激に減少したこと。
欧州への輸出も(景気低迷もあり)減少。

いうまでもなく、輸出は相手国に買ってもらい、
その通貨を円転することになるので円高要因。
それが急減したので、円売り材料となる。

「構造変化」と見る向きもいるはずなので、
欧州のGマクロ型のHFが、円売りを仕掛けた
可能性が高そうだ。

昨日の日経は、ユーロ安から一時9200円割れも、
円安が進むと共に、徐々に巻き戻す展開へ。
本日は、9300円台まで買い進まれた。
3連休を控えて、ポジ調整も入るだろうが、
円安が進む限り、基調は強いと見るしかない。

ただし、この2日の動きを見ても短期筋が主導。
売り材料が出ると、一気に100円程度は下がる。
ジリジリと戻りを試しながら、
売り材料には、敏感に反応する形だろう。

安倍総裁は、色々批判が出始めたためか、
ややトーンダウンの様子。とりあえずは、
貿易赤字に救われた形だが......


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by nkmrnkmr | 2012-11-22 09:37 | 雑感
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