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第13章「AIJの闇(1)」

第13章「AIJの闇(1)」

先週末は、中国、ユーロ圏のPMI低下で、
先物6月限は一時9800円台前半まで売られた。
しかし、火曜日のバーナンキ議長の金融緩和継続発言で、
一気に戻り高値を抜いてきた。
火曜日ESには、一時10200円まで付けた。
「為替が83円程度で、ここまで買われるとは...」
手口を見ると、欧州系A社の買い越しが目に付いた。
「グローバル・マクロ・ファンドか、CTA筋だな...」
このA社には、欧州系ヘッジファンドが注文を出すようだ。
ここ経由の大口注文は、数千枚の買い越し・売り越しが頻繁で、
時に相場を大きく動かしてきた。
単なる純張りだけではなく、
オーバーシュートしたところで利食いを出したりと、
読みづらいことも確かだ。日経に出たように、
年初からヘッジファンドへ資金流入が続いている。
特にCTAへの資金流入が顕著のようだ。
ファンドは顧客の資金だけでなく、銀行からの借り入れで、
レバレッジを効かせてくるケースが多い。
その分、投資資金は潤沢になる。潤沢になった資金で、
更にレバレッジの効く先物を利用するのがCTAだ。
4月から5月にかけては、一昨年並みの高値波乱含の展開も、
想定する方が良いかも知れない。
戻り高値を更新する動きの速い局面では、
IVも低下せず、セータ稼ぎも難しくなりそうだ。

日本中を揺るがしているAIJ投資顧問の社長が、
国会で追及されていた。
「騙すつもりはなかった。」らしいが、
当然弁護士と相談の上での発言だろう。
騙すつもりであれば、詐欺罪が確定になる。
彼の方針としては、
「騙すつもりはなかったが、資金集めのため、
 データを改ざんして顧客に提示した。」となり、
オプション中心の運用は、単なる失敗に過ぎず、
運用についての責任は免除される、というところか。
事が露見すれば、如何に刑を軽くするかを考えているはずだ。
検察側も、失敗したとはいえ実際に投資を行っていれば、
”資金集め詐欺”との断定は難しい。
報酬の数十億円から、どこまで払わせることができるか、
世界中が注目するだろう。
「しかし、オプション売りが主体で、
 2007年以降に儲かる訳ないじゃないか。」
と、石黒もあきれていた。
2007年は8月にサブプライム絡みの暴落があり、
2008年は1月と3月に暴落、
リーマンショック後は歴史的な大クラッシュとなった。
2009年は3000円以上の大反発、
2010年5月はギリシャショックがあり、
昨年は311大地震が起こった。
いずれもOP売り手は一発退場の危険が大で、
上手く立ち回らない限り、利益を積み重ねるのは難しい。
「石黒さんの言うとおり、営業上がりの素人じゃ無理ですね。」

「しかも、運用を任せる側が、運用経験もないような
 社保庁の天下り組みときてるからな。」
「オプション市場を知っていれば、パフォーマンス・データは
 嘘だと分かりますがね。」
以下は傘下3ファンドの年間パフォーマンスである。
年度 ファンドX ファンドY ファンドZ
2002 35.58% -  -
2003 18.92% -  -
2004 17.61% -  -
2005 14.92% 4.81% -
2006 9.81% -14.32% -
2007 8.48% 5.27% 2.06%
2008 7.45% 6.99% 8.94%
2009 8.57% 7.86% 7.82%
2010 8.56% 7.81% 7.85%
2011 4.95% 4.81% 4.87%

「仲原ならピンと来ると思うが、
 ごまかし始めたのは2008年からだろうな。」
「2007年夏も、ストラングル売りは耐えられましたからね。」
「しかし、2008年3月の14000円から11000円台への急落は、
 耐えるのは無理だったんじゃないか。」
「そうですね。そこでしこたまやられて、更に、
 9月以降に吹っ飛んだ可能性が高いですね。」
「IV100%なんか見たら、腰が引けて、
 売りで取り戻してやろうとは思わないだろうな。」
「動きが激しい時は、セータ稼ぎは難しいですからね。」
「しかし、今の相場も落ち着きどころは難しいな。」
株式相場は、2/14の日銀の予想外の緩和で大きく上昇、
日経平均は1000円以上吹っ飛び、
CALL売り勢は軒並みやられたようだ。
ドル円相場は一時84円台に乗せたが、その後は
欧米の指経済標が今一つで、南欧国債利回りも徐々に上昇、
中国の景気減速懸念も増大したため、
先週は短期筋も利食いに動いたようだ。
現物株も、外国勢は大きく売り越した。
日本株の先高感は強そうだが、日経の来期業績予想を見ると、
為替相場が一段と円安に振れない限り、
11000円を目指すのは厳しいようだ。
GSの予想では、ドル円80円で経常利益は24%上昇。
日経のEPS=500円(3末予想)が24%上昇すれば、
来期EPS=620円、株価10000円ではPER=16.1%、
11000円では17.7%となり割高感も出る。


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by nkmrnkmr | 2012-03-30 11:05 | オプション小説

雑感~売買交錯、動きは次週以降か...

雑感~売買交錯、動きは次週以降か...

昨夜の米国市場は、耐久財受注落ち込みもあり下落。
ダウは一時130下落も、引けにかけてやや戻した。
ドル円は82円台後半、豪ドル円は85円台に下落。

欧州株もやや不安な動き。
スペイン株は年初来安値を更新、
財政改善もやや怪しく、不動産不況の懸念も強い。
年間ではマイナス成長で、リセッションは確実。

10年国債が5.3%程度に収まっているのは、
ECBの57兆円の資金供給オペが効いているからで、
国の経済そのものは改善していない。

イタリア首相の「欧州危機収束」発言が
昨日の日経夕刊のトップ記事だったが、
そう簡単には、収まりそうにない。

昨日の欧州系A社の手口は、大幅売り越し。
JGB上昇にからんだ、CTA筋の株売り・債券買いか。
為替の円高は、レパトリも絡んでいそうだが、
リスク回避的な動きもありそう。

動き始めるのは、次週4月以降か。
日本勢の動きは、リスクオンの方向と思われ、
IV低下のCALLも、単独では売りづらい。


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by nkmrnkmr | 2012-03-29 10:42 | 雑感

雑感~権利落ちも、やけに強い印象...

雑感~権利落ちも、やけに強い印象...

米国市場は、ケースシラー指数が予想以下、
利食い売り優勢で、引けにかけて一段安となった。
VIX指数は15%台に上昇。ドル円は83.10-20付近。

本日は権利落ち日だが、やけに強い印象。
配当・優待あわせて4%程度下がるはずのワタミも、
ほとんど落ちていない。

低位株では、業績上方修正のクラリオンが大幅高。
こんな個人好みの銘柄が盛り上がっているので、
物色意欲は、それなりに強そうだ。

日経では、ヘッジファンドへの資金流入の記事。
先進国の中央銀行がジャブジャブに資金提供したので、
それが投資に回り、資産価値を押し上げている。
原油高は経済にマイナスだが、株・不動産はプラス。

欧州系A社の連日の先物買い越しも、
一段のリスク選好の動きを先取りするものだろう。
この動きが、どうも一昨年とダブる。

この時は、A社の先物大量買いを契機に、
3月から4月にかけて11000台を抜けてきた。
そうして、5/6夜のギリシャショックを契機に、
ロングポジションは全て投げられた。

その点で、大きな売り材料には要注意だろう。
一昨年5/6、311大地震、昨年夏、いずれも何か起これば
1500円程度は想定しておきたい。

4月以降のイベントとしては、北朝鮮ミサイル、
イランvsイスラエル、ギリシャ選挙あたりだろう。


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by nkmrnkmr | 2012-03-28 10:31 | 雑感

雑感~一気に戻り高値...

雑感~一気に戻り高値...

昨夜はバーナンキ議長の金融緩和継続発言を好感、
米国株は大幅上昇となり、戻り高値を更新した。
本日の日経も10200円の戻り高値付近まで上昇。

先週末のESからは、既に300円近くの上昇。
動きが速すぎる印象もあるが、
騰落レシオが高すぎる局面では、
波乱含みで、スピード調整も入りやすい。

昨日は、欧州系A社が先物を大幅買い越し。
欧州系ヘッジファンドの注文と思われ、
株買い、クロス円買いのグローバルマクロ系か。
流れが続くようだと、一段の先物買いにも警戒。

相場は大幅上昇も、callの盛り上がりは今一つ。
米VIXは14%前半まで低下で、ジリ高程度の織り込み。
日経の急騰には、円安が必要条件だが、
今回は米金融緩和が材料だけに、期待しづらいか。


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by nkmrnkmr | 2012-03-27 10:25 | 雑感

雑感~下落一服も利食い優勢...

雑感~下落一服も利食い優勢...

週末の米国市場は反発、
原油高からエネルギー関連が上昇した。
やや自立反発との見方もあるようだ。
一連の住宅関連指標は、予想以下の評価で、
今週のケースシラーにも注目か。

スペイン国債利回りは5.4%付近に高止まり。
週末反発とはいえ、状況は好転しておらず、
スペイン、ポルトガルには今週も要注意。

先週末はESで下落とはいえ、IVは盛り上がらず、
市場では単なる下押しとの評価か。
本日反発だが、CALLは全く盛り上がらず、
目先、膠着とも見方も強そう。

とはいえ、3末から4月にかけて、
動くケースが多いので、極端なSS系は疑問。
目先調整色強いが、上への警戒は必要。


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by nkmrnkmr | 2012-03-26 11:09 | 雑感

第12章「日本株急騰(5)」

第12章「日本株急騰(5)」

先週は、D証券出身のM氏は
"今週10800円まで行くぞ!"と言ってたらしい。
確かに為替は一時84円台にまで加速、
日経平均は10200円までつけていた。
しかし、中国株の急落や、週末の米景況指数の予想以下もあって、
海外株は伸び悩んだ。
現在の日本株の上昇は、外人の一手買いである。
彼らは、母国の経済状況が良い時、つまり銀行からの借入が可能で、
リスクオンの状態にある時に海外投資も伸ばす。
日本国内を見れば、"年内12000円を目指す!"との声も出始めたが、
欧米株を見ると上昇はしたが伸びは鈍化、
米国VIX指数に至っては14%台と歴史的な低レベルまで落ちた。
「結局、急騰とか言って
いるのは日本人だけか...」
過去を見ると、鋭角的な上昇は必ず大幅下落の後に起こる。
要は、ショートカバー中心ということだ。
大きく上昇した自動車関係にしても、日経の貸借状況からは、
依然売り手が多かった。
しかし、さすがに上昇幅も鈍化してきた。
10000円の大台を突破してからは、
戻り高値を更新する度に、callは盛り上がるのだが、
少し下押しするだけで剥がれ落ちる場面も多かった。
「盛った時、5Cレシオだったか」
500円差の1:-3でも十分クレジットで組めたのだが、
既にクレジット分は大きく剥げ落ちている。

藤木から電話があった。
「F投資顧問というのを知ってまっか。」
「日経オプションが主体の投資顧問ですよね。」
「日曜日の日経に出てましたが、独立系でデリバティブを使うとこは、
 年金筋も引いてしまうみたいやな。」
「Fは、確かにオプションが主体ですが、
 運用レポートもしっかりしているし、
 その中で毎日の基準価格も出してますよ。」
「まともなとこなんやな。」
「例の311大地震の時は、3/14でバック系を全て利食って、
 しばらくはノーポジでしたからね。」
「大地震の後は、IV急騰から証拠金も急騰して、大変やったんやろ。」
「そうですね。吹っ飛んだ証券もありましたし。
 ノーポジで、様子を見るのは、ある意味で賢明だと言えますね。」
「しかし、あの時は裁定取引もできたんやろう。」
「P6000みたいに、6月より5月の方が高かったケースもありました。」
「大量に組めば、ノーリスクにも見えるけどな。」
「しかし、ロスカット注文が殺到して、妙な清算価格が続出したり、
 Hみたいに証拠金掛目が大きく上げられるリスクもありましたね。」
「リスクがゼロでもない訳やな。」
「自己ポジならば、多少リスクを取っても良いでしょうが、
 年金運用が入ってますからね。年間で2割程度利益が出たら、
 保守的な運用に切り替えるのは、合理的な判断でしょうね。」

F投資顧問HPより
2011年 基準価格 前日比 証拠金使用率
3月10日 10,968  -0.13%  4.2%
3月11日 10,886  -0.74%  3.4%
3月14日 12,764  +17.26%  0.0%
3月15日 12,764  +0.00%  0.0%
3月16日 12,764  +0.00%  0.0%
3月17日 12,764  +0.00%  0.0%
8月4日 12,951  +0.29%  6.2%
8月5日 12,592  -2.77%  7.8%
8月8日 12,741  +1.18%  7.8%
F投資顧問の月次資料を見ると、
確かに3/14に全てのポジションを落としている。
様々なシステミックリスクが想定されたため、
賢明な選択だったと思われる。
しかし彼らも8月初旬の急落時は苦戦したようだ。
10000円レベルから一気に8000円台まで急落したが、
SQ前週でのPUT8月限の反応は難解だった。
8Pでヘッジをかけた向きが途中で9Pに乗り換えたようだ。

大館から電話があった。
「中国やユーロ圏のPMIが嫌気されたな。」
「大館は、デルタを傾けないから大丈夫だろう。」
「しかし、今月もいま一つだよ。」
「大台超えたところでCALLのIVは急騰するし、
 期先の方がIVは高くなったからな。」
「CALLレシオは厳しいし、期先買いのカレンダー系も仕掛けづらい。」
「4月にかけて、毎年動きやすいからねえ。
 軽いポジションで来週まで様子見だな。」
「皆が上手いと誉めていた、ブログで有名な
 タマネギ氏も今回は苦戦しているようだね。」
「盛り売りの専門家も、この上昇局面は合わなかったようだな。」
「今回の局面は滅多にないケースだから、
 スタイルは変える必要ないと思うな。」
「オプションの手法は多いので、得意分野を磨く方が良さそうだが。」
「しかし、今思えば20%台のCALLは高すぎたな。
 あの局面は売りづらかったが...」
20%を超えていたCALL外側のIVは、既に大きく剥げている。
円安の速さや、市場関係者の「年内12000円!」との報道を見ると、
CALL売り手が青くなって買い戻したのも仕方がない。
特に、リーマンショック後の2009年3月の7000円から、
6月に10000円まで戻した時の経験者は、
上昇が加速した時の怖さを知っている。
仲原は、当時はCALLバックが上手くいって、損益はバランスできたが、
今回は盛り売り路線が見事に外れた。


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by nkmrnkmr | 2012-03-23 11:02 | オプション小説

雑感~来期業績50%UPとしても...

雑感~来期業績50%UPとしても...

昨夜の米国市場は、利食い売りに押された。
昨日明け方に発表されたオラクル好決算で、
ダウ先は小高く推移していたが、
結局は利食い優勢となってしまった。

日本株は、円安一服もあり膠着色が強い。
為替は、貿易収支で一時円高に振れながら、
その後一気に戻すあたり、円高も限定的か。

先高感の強い日本株だが、急反発の背景には、
売り方の買戻しの色合いも強い。
もちろん、来期業績が急回復する銘柄も多いが、
単なる買戻しで急反発した銘柄群も少なくない。

業績に目をやると、現在の日経EPSは450円。
1-3月期に1割回復するとして通期EPSは500円。
円安・株高効果で、来期に50%UPするとして750円。
予想PERは、10100円/750円=13.5

これが、10500円では、PER=10500/750=14.0
11000円では、PER=14.7に上昇する。
米国や中国株と比較しても、特に割安感はない。

そもそも、一部証券系で言っている"EPSは60%UP"
にしても、かなりの眉唾ものだろう。
パナソニックやソニーのV字回復、
キャノンや自動車系の大幅増益まで期待したものだが、
アジア勢に押される日本勢が、85円程度のレートで、
一気に盛り返せるかどうか、疑問は残る。

とはいえ、量的緩和による金余り→株高の流れは、
目先は続く可能性が高く、4-5月に10500円程度は想定。
11000以下のcallは、売りづらい状況が続く。


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by nkmrnkmr | 2012-03-22 10:21 | 雑感

雑感~外人買いは一服か...

雑感~外人買いは一服か...

祝日明けの本日は、10050円中心の小動き。
ドル円83円後半、ユーロ円110円後半も目に付くが、
豪ドル円は下落、商品市況も下落とあって、
リスク回避的な動きとなっている。

上海指数は昨日も下落。
中国の鉄鋼需要の減少や、自動車販売台数減少観測から
昨夜の米国株の重石にもなったようだ。

そのあたりが原因からか、
本日寄り前の外資系は売り越し。
ダウ先がやや高いものの、自動車や商社株も軟調。

例年通り、4月にかけての上昇期待は残るが、
10500円を一気に超えてくるには、
為替90円台が射程圏&米国株上昇が不可欠だろう。

一昨年の例だと、11000円を越えてきたのは、
米国株高で、為替が90円から95円を目指した時だった。

現時点での上昇シナリオは、
米国指標上振れ→ドル高・世界的株高→日本株outパフォーム。
今週の米国住宅指標にも注目か。

4月に入ると、ギリシャ・仏の選挙がリスク要因に浮上。
その一方で、FRB資金供給、日銀追加緩和の期待も出る。
今後も、読みづらい展開は続きそうだ。

今週は、上昇一服模様とはいえ、
剥げ落ちた5Cを売るのは、リスクも残る。
少なくともスプレッドにするか、カバコの形だろう。


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by nkmrnkmr | 2012-03-21 10:22 | 雑感

雑感~為替次第だが膠着気味...

雑感~為替次第だが膠着気味...

週末の米国市場は、引けにかけて売りに押され、
ESで10120円まで伸びていた日経先物も失速。

本日は、早朝に円安が進み、
ドル円は83.50以上、ユーロ円は110円台まで買われた。
6月限も再度10100円まで買われたが、
円安が止まったことで、10:45現在は10090円付近。

今週、上昇への期待も強そうだが、
上に抜けるには一段の円安も必要か。
83円台で膠着しているようでは、
せいぜいこのレベルで膠着し、IVは一段の低下か。

今週、上に抜ける材料としては、
米国の住宅指標が上振れしてドル高となることや、
先週大幅安だった中国株の反発も必要だろう。

皆が上目線であることに加え、
VIX指数が14%台まで落ちたことが、やや不安だが、
突発事象以外は、売り材料に乏しいのも事実。

ジリ高へ対応できるポジがベストだろうが、
膠着相場で低くなったPUT側IVは、
スプレッドで拾うのも一考か。


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by nkmrnkmr | 2012-03-19 10:58 | 雑感

第12章「日本株急騰(4)」

第12章「日本株急騰(4)」

「今回も、一昨年と同様、3月末から一気に上昇するのだろうか...」
これはトレーダーにとっては、頭を悩ませるテーマだろう。
一昨年は為替が3月初めの90円前半から、
3月末には、95円を伺う動きとなった。今年も確かに似ている。
日銀の10兆円の追加量的緩和と、ECBの57兆円の資金供給オペ、
更にはFRBのQE3期待を考えると、上昇する可能性は残る。
以下は、2010年のドル円と日経平均(週ベース)
3/01 90.29 10368.96
3/08 90.46 10751.26
3/15 90.53 10824.72
3/22 92.47 10996.37
3/29 94.58 11286.09
4/05 93.15 11204.34
4/12 92.15 11102.18
4/19 93.91 10914.46
4/26 93.81 11057.40
5/03 91.56 10364.59
5/10 92.46 10462.51
5/17 90.00 9784.54
5/24 91.05 9762.98
5/31 91.24 9768.70
この時は、3月に為替が90円台から95円近くに上昇、
NYダウも大幅高となっていた。
日経平均も4月に11000円台に上昇したものの、
その後は一進一退が続き、5/6夜のギリシャ・ショックを迎えた。

今回は、「欧米株は、せいぜいジリ高のようだが...」
3月末から4月にかけて一段高となるには、
米国の経済指標が上振れして、ドル高が進むことが必要条件だろう。
一方で、世界的に金融緩和が進んでおり、
米国のQE3への期待も残っている。
ロイターニュースを探っていると、
近年強気で鳴るD証券出身のM氏のコメントが目に付いた。
13000円へ上昇する可能性があるという。
「半分は、リップ・サービスだろうな...」
同氏は、小泉改革時の株価大幅上昇も当てていたらしい。
「しかし、当時は為替が110円から120円を目指した時だぜ...」
石黒も、この予想には疑問を持っているようだ。
「日経平均が11000円台から17000円台まで上昇した時ですね。」
「確か、この時は郵政選挙で、自民が大勝して、
 規制緩和が一気に進んだ時だろう。」
「今回は、そこまでの改革が一気に起きるかとなると疑問でしょうね。」
「量的緩和や復興需要は、確かに買い材料だろうが、
 そのあたりはほぼ織り込んでいる。」
「問題は米国株の動向でしょうね。ここがつまづくと、
 円高の再燃もあり得るので、上値は限定的でしょう。」
「仲原が評価するM証券のF氏は、10500円までと見ているらしいな。」
「日本株買いは外人の一手買いで、5月頃に売り材料が出たら、
 そこで終わりと見ているようですね。」

「どうも、夕方の時間帯は、ファンド勢が仕掛けてくるみたいだな...」
3/13、3/14と日本時間が終わって、欧州の始まる前に、
薄い時間帯を狙った"円売り&日経先物買い"が目立つ。
多分、欧州系のヘッジ・ファンドだろう。
日経平均は、10000円台を回復したが、
日中は昨年3月の月中平均(9800円付近)を上回ると、
決算対策の現物売りが出易くなる。
ファンド勢としてみれば、参加者の薄い時間帯に、
力ずくで動かしたいところだろう。
15日は、ドル円の84円台も効いたのか、
トヨタ等の自動車関連が大幅高であり、
先物はトヨタ株とほぼ連動していた。
トヨタの板を見ていると、一気に買い煽る向きもいた。
しかし大引け後、前日大幅安の中国株が続落したからか円高に振れた。
「買い煽りが一服したのか...」
夜間には、84円台だったドル円は83円台前半まで下落。
「あまりに動きが速いので、ヘッジファンドが持ち高を調整したのか...」
一方で、売り材料は確かに限られている。
南欧金融株が空売りを仕掛けられ始めているとの情報や、
スペイン国債利回りの上昇、中国株の下落、位しかない。
突発的な売り材料の中東不安や、首都圏地震は、
実際に起きてから反応するしかなさそうだ。
1円近く円高にもかかわらず、先物が大台をキープしているのは、
市場に充満する先高感からだろう。

関西の証券会社で営業本部長を務める石山氏から、電話があった。
「良い相場になったけど、順調に行き過ぎている時は不安やな。」
「M証券のF氏によると、5月の10500円付近がの高値と言ってますね。」
「春以降は、不安材料も出てくるんやないか。」
「まず、4月のギリシャ選挙でしょう。野党側は、
 前政権の合意はつぶすと言って、票を集めようとするでしょうからね。」
「そんなもん、通用するのかいな。」
「国民にすれば、政府間の合意がどうなろうと、
 自分の仕事や金が一番大事でしょうからね。」
「大台を超えてからは、現物は少しずつ売るのが良いかも知れんな。」
「私も売り始めましたよ。」
「どんな順序で売ってんのや。」
「まずは、2月決算銘柄の配当取り後の売りですね。
 今月末までには、高配当銘柄は何割か売るつもりですよ。」
「大手証券は、年内に12000円とか言うとるな。」
「まあ、奴等も商売ですからね。大型投信の設定前に、
 自己売買で買い集めといておいて、投信買いにぶつけるのが、
 常套手段ですから。客向けの見通しは、強気に決まってますね。」
「高値をつかまされるのは、営業マンのセールスに乗った素人か。」
「いつの時代も、セールストークに乗せられる連中は、
 それなりに多いとは思いますが、不利でしょうねえ。」
「自分で考えられない者は、相場はダメやな。」


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by nkmrnkmr | 2012-03-16 11:16 | オプション小説