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雑感~南欧情勢悪化...

雑感~南欧情勢悪化...

昨夜の欧米市場は大幅安となった。
イタリア国債入札不調、スペインのバンキア問題も
救済を巡って不安が増大しているようだ。

イタリア10年国債は一気に5.9%台へ。
スペイン10年国債も6.6%台まで上昇。
ユーロは、対円で97円台まで売られている。

日経にユーロ円の企業業績への影響が出ているが、
ソニーは、1円動けば営業利益は60億円減る。
株価は1000円割れ目前で、2007年高値の1/7だ。

ドル円は78円台に突入している。
株価も既に8500円を割り込んでいるし、
このあたりから、日銀介入も警戒すべきだろう。

スケジュールに目をやると、
6/17ギリシャ選挙が最大の注目だろうが、
その前の6/15の日銀政策決定会合で追加緩和が濃厚だ。

また、米国ではツイストオペが6月で終了するため、
次週のFOMCで強力な資金供給措置(QE3か)がとられそう。
6/14までに、ある程度のOP売りは買い戻しておきたい。

6/15以降はかなり荒れそうで、正直どうなるか不明。
まずは身軽しておいて、次の動きに備えたい。
デルタ勝負は、往復ビンタを何発か食らう可能性も。


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by nkmrnkmr | 2012-05-31 10:00 | 雑感

雑感~スペイン不安継続だが...

雑感~スペイン不安継続だが...

昨夜の海外市場は、欧米共に上昇したが、
スペインは-2.3%の大幅下落となった。
依然、バンキアやカタルーニャ州財政不安が重し。

ユーロも弱く、対円では一時99円割れ。
南欧以外の株が強いのは、今後のECB利下げや
追加資金供給を期待するものだろう。
財政緊縮に成長政策を加味するなら、まずはこのあたりから。

スペイン国債利回りは、前日と同水準だが、
債券売りは、同国とイタリアあたりに留まり、
欧州全体へ波及している訳でもない。

以下は2年債の利回り
国名  昨夜 前日 1ヶ月前
ベルギー 0.72 0.70 1.15
ポルトガル 6.68 7.38 7.91
イタリア  4.04 3.89 3.30
スペイン 4.55 4.39 3.26

ギリシャの次に危ないポルトガル国債が
買われるのはやや違和感もあるのだが、
売ってた連中が買い戻して、スペインやイタリアを
新規で売っていると考えると、つじつまが合う。
ユーロ圏でのマネーゲームの観すらある。

日経はやや円高に振れていることで、
再度8500円台に押してきた。
週末の米国指標や、明日はアイルランド選挙もあり、
新規に、株にシフトする向きは皆無だろう。
6/17を無事通過するまで、外人も買ってはこない。


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by nkmrnkmr | 2012-05-30 10:19 | 雑感

雑感~そして誰も買わなくなった...

雑感~そして誰も買わなくなった...

昨夜は米国は休場、欧州株と為替が焦点だったが、
スペイン10年国債利回りが6.5%近くに急上昇、
同国株に引きずられて軒並み下落した。
ユーロ円も99.60レベルへ。

スペインは、バンキアとカタルーニャ州問題で
国全体の信用不安に拡大しそうな雰囲気。
長期債が6.5%で留まっているのは、
巨額の救済基金に支えられているから。

本日も寄付きから先物は売りが優勢。
現物を見ると、主力はほぼ前日比マイナスで、
かろうじてパナソニック、ソニー、シャープの
大赤字御三家がプラスなのは、皮肉だろうか。
いずれも買戻しが中心と思われる。

後は、ディフェンシブ系がちらほらプラス。
PBR、PER、配当利回りで「お買い得!」
との資料も多いが、あくまで打診買い程度か。

6/17ギリシャ選挙で左翼連合が勝てば、
市場の大混乱は必至の情勢だけに、
敢えて大勝負する理由はどこにもない。

それまでは、米国指標なども出るが、
上にも下にも抜けきれないのだろう。
6/17が怖い参加者は売りを継続、
一方、買い向かう参加者は確実に減っていそう。

まだ時間はあるが、6/18月曜日の急落には注意したい。
PSRの2倍下がれば、6/20から臨時措置が実施される。
そうなれば、証拠金が数倍規模で急騰してしまう。
ポジ調整時間は、わずかしかない。


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by nkmrnkmr | 2012-05-29 09:59 | 雑感

雑感~欧州の材料に振られそう...

雑感~欧州の材料に振られそう...

週末金曜日は、スペインのバンキアに加え、
カタルーニャ州の債務不安まで浮上、
米国株は、引けにかけて売られる展開となった。

本日は、ギリシャで行われた調査で、
財政緊縮派の支持が上昇したことを好感、
ユーロ円は一時100円台、日経も8600円を回復。

しかし、ユーロ円が再び1000円を割り込むと、
日経にも徐々に売りに押されてきた。
10:15現在、先物は8580円付近。

IMM通貨先物の金融以外のポジション(-5/25)では、
円売りポジが大きく後退、その一方で
ユーロ売りは一段と拡大している。
リスク回避の動きは、継続しているようだ。

今週は、引き続きギリシャ、スペイン情勢と、
経済指標では米雇用統計、ISM製造業景況指数、
ユーロ失業率、中国PMIあたりに注目か。

欧州株は小安く始まりそうで、日経の戻りも限定。
狭いレンジでの動きとなりそう。
ESでは、欧州の材料に一喜一憂しそうなので、
デイトレはやらない方がよさそう。


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by nkmrnkmr | 2012-05-28 10:26 | 雑感

第14章「危機管理(3)」

第14章「危機管理(3)」

司馬遼太郎の「燃えよ剣」を読んだ。
新撰組の土方歳三が主人公で、上州の農民の出でありながら、
幕末の京都でどのように存在が増して行ったのか。
その組織強化の過程には、興味を覚えた。
天然理心流という実践に重きを置いた剣術は、
関東でもマイナーな存在であり、江戸にいた頃は、
土方も近藤勇も全くの無名だった。
京都では、芹沢鴨の部隊と合流、当初は芹沢がトップだった。
しかし、傍若無人な振る舞いに、
統率が乱れることを危惧した土方らが暗殺、
以後は、近藤と土方中心の組織となる。
しかし、水戸藩出身で、千葉道場の免許皆伝でもある
伊東甲子太郎とその部下が合流した時、
見てくれの良さと、学識の高い雄弁家の伊東の存在が大きくなり、
幕府側から伊東と親しい薩摩側に流れかけた時があった。
司馬遼太郎は、この伊東について、
見てくれがよく、剣術も強く、雄弁家であり、
新撰組内では誰も太刀打ち出来ない程の存在と述べている。
伊東は自信家であったが故に、たかをくくったのか、
最後は近藤の妾宅に誘き出され、大酒を飲まされた後に、
土方らに暗殺された。
薩摩の方に寝返って、明治維新まで生きていたら、
実力的には相当の地位に着いたと思われるが、
暗殺されればそれで終わりである。
前回の大川小と同じく、「大したことはないだろう」
との油断が生んだ悲劇とも言えるだろう。

リーマンの時も、大部分の参加者は「大したことないだろう。」
と高をくくっていたのかも知れない。確かに、破綻後は、
中央銀行が利下げや大規模な資金供給を行い、
マネー市場に、流動性を供給することが見えていたし、
空売り規制の強化で、売り手を締め上げる手段もあった。
実際は、リーマンの破綻決定後から米議会の動向を巡り、
市場は乱高下を繰り返すことになった。
この時は、市場参加者の意見も割れており、
「年末には14000円レベルに戻る。」といった強気派も多数いたが、
中には「大規模なキャッシュ化で10000円割れ。」
を予想した向きも少数ながらいた。
人間の多くは、自分の都合の良い方に考えがちである。
その点、同じ幕末から明治維新まで生き延びた桂小五郎(木戸孝允)は、
危機管理の達人だろう。伊東と同じく剣術の達人でもあるが、
危険察知能力にかけては、常人にはとても真似ができない。
新撰組等の追っ手を逃れて、厠の便器の中から外に抜け出たこともあり、
追われて田舎に潜んだ挙句に、住民に見込まれて、
その娘と夫婦になっていた時期もあったらしい。
それでも素性を隠し通した忍耐力はすさまじい。
明治維新後、その危険察知能力がネガティブな方向に働いて、
西郷や大久保を常に疑いの目で見てきたし、
日本の将来に悲観する余り、最後は精神衰弱のようになってしまった。

トレードにおいても、注意力の乏しいタイプや、
優柔不断で流されやすいタイプは、勝ち続けるのが難しい。
また、常にリスクを回避しようとすると、ポジションが取れなくなる。
結局、どこかでリスクをとるしかないのだが、
それと同時に撤退ポイント(ロスカット)も設定する必要があろう。
これさえ守れば、乱高下で難しい相場でも、まず死ぬことはない。
藤木から電話があった。
「ギリシャは、どうなるんでしょうなあ。6/17に左翼連合に入れたら、
 デフォルトとユーロ離脱が見えとるのに。」
「銀行は、持ってるギリシャ国債価値がなくなって、
 全部国有化になるでしょうね。預金引き出しや貸出しの規制で、
 パニックも必至でしょう。」
「それでも、有権者は緊縮財政に反対する政党に入れるんやろうか。」
「今回2位になった左翼連合の党首が、"ユーロに留まる!
 緊縮財政は破棄、公務員は10万人増加、賃下げは元に戻す!"
 とか言ってますが、有権者にすれば、何とかしてくれそうだと、
 期待したいのでしょう。」
「そんな、上手く行くわけ無いやないですか。」
「しかし、人間の心理からすると、
 無理筋でも期待はしてみたいという気分でしょうね。」
「鳩山に期待した沖縄県民みたいなもんやな。」
「そうですね。指導者の口から出ると、つい信じたくなるのでしょう。」

「しかし、ギリシャがデフォルトしてユーロから離脱すると、
 国内経済は破滅やないか。」
「有権者は、そこまで見ていないでしょうね。
 皆が何とかしてくれるんじゃないか、と。
 でも、少なくとも米国や中国は助けないみたいですよ。
 資源もないですし。軍事的な拠点 としては、
 唯一ロシアが興味を示すくらいですか。」
相場は、8500円台の攻防となった。
9000円付近から押し目買いのスタンスで来た参加者は、
実際相当多そうなのだが、肝心の外人は売り一辺倒で、
国内勢も処分売りに転じているようだ。
6/17までは、積極的に買う向きは限られそうだ。
逆にポジションが膨れていた参加者は、
6/17後のパニックを考えると、売れる株は
今のうちに売ってしまいたい、との欲望に駆られたのだろう。
「米国は、ユーロの債務問題には関せず..か。」
S信託のI氏の週間為替ニュースは、
M証券のF氏のレポートと共に毎回必ず目を通しているものだ。
今週号では気になったのは、
「米国は傍観姿勢...」という記事だ。
ガイトナー財務長官は、初期の混乱時こそ積極的に動き、
処方箋もユーロ指導者に示していたが、
各国首脳の動きが余りに鈍いことに腹を立てて、
今は完全に傍観らしい。伝統と格式を重んじる欧州政界では、
「若造が、偉そうに命令するな。」
「元々、お前らがリーマンを潰したことが原因じゃないか。」
といった感じだろう。


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by nkmrnkmr | 2012-05-25 07:22 | オプション小説

雑感~米国株は後場から急反発...

雑感~米国株は後場から急反発...

昨夜は欧州株が大幅反落、
一昨日の上げ分を帳消しとした。
ユーロ円は、昨年来の100円割れ。

NYダウも一時200ドル近く下落したが、
後場から急反発。アップル+2.4%など
値ごろ感の買いも出たようだが商いは薄い。

日本株の8500円、米国株SP500の1300あたりは、
底堅いイメージあるのだが、欧州情勢は流動的で、
波乱含みには違いない。今後も材料に一喜一憂か。

しかし、6/17ギリシャ選挙を見るまでは、
大きく売り込みづらいことも確かで、
現在は、一部のファンド筋の売りが、
全体を押し下げているだけと見たい。

現物株は、一部バーゲンセールの銘柄もあるが、
腰の入った買いは、当面見込めそうになく、
様子見を決め込む投資家が多そうだ。

大口に振られる、先物・OPよりも、
現物株の方が、妙味はあるのかもしれない。
OPは仕掛けづらいが、IVの上がったところで、
7P外側のレシオ系あたりが無難か。

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by nkmrnkmr | 2012-05-24 09:53 | 雑感

雑感~材料に振られる展開...

雑感~材料に振られる展開...

昨夜は、欧州株は南欧中心に大幅上昇も、
米国は、引けにかけて失速。
FB株を巡る、ネガティブな材料もマイナス。

本日のEU首脳会合では、
財政緊縮よりも、やや成長にシフトした政策提言
も期待できるとの思惑が、買戻しを誘発したようだ。
南欧国債は、小幅の利回り低下。

早朝には、ドル買いユーロ売りも入り、
ドル円は80円台へ。しかし、クロス円はいずれも安く、
ユーロ、豪ドルも安い。リスク回避は継続。

日銀には、多少の期待も残るが、
基本的には、国債買い増額は望めない。
少額のETF買い増額でも出れば、市場にはプラスだが、
強目のコメントがせいぜいだろうか。

9:40現在、ユーロ売りが目立ち101.20円付近。
先物は、8620円まで売られた。
日銀、EU首脳会合とイベント待ちだが、
市場の失望につながれば、明日8500円割れでIV上昇も。


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by nkmrnkmr | 2012-05-23 09:43 | 雑感

雑感~イベント前で買い戻し先行...

雑感~イベント前で買い戻し先行...

昨夜の欧米市場は反発、ユーロも買い戻し。
FBは売られたが、NASDAQが2.5%の大幅反発。
VIXは22%台まで低下。

ただし、イタリア、スペイン株は安く、
両国国債利回りも低下せず、底打ちには程遠い。
ユーロ首脳会談前のポジション調整程度だろう。

日本も、今日からの日銀政策決定会合に期待はある。
5-10兆円の国債買いは無理としても、
ETF買い増額でも効果はあるだろう。
為替に強く言及しても、多少の効果は見込めるか。

相場は戻ってきたが、6/17ギリシャ選挙に向けて、
不透明感は強く、海外勢も株式市場には戻らない。
左翼連合が勝てば、ユーロ離脱の可能性は一気に高まる。

仮に日銀やユーロ会合で動きがあっても、
戻りは限定されそうで、9000円に届けば良い方か。
遠く離れたcall売りには、安心感もありそう。


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by nkmrnkmr | 2012-05-22 09:51 | 雑感

雑感~日銀の動きには一応警戒...

雑感~日銀の動きには一応警戒...

先週末の米国市場は、引けにかけて値を崩した。
期待のフェースブックも尻すぼみに終わり、
直近の安値を大きく割り込んだ。

為替では、ユーロ円が101円付近まで戻すも、
ドル・ユーロの巻き戻しであり、ドル円は79円も危うい。
IMM通貨先物の非金融ポジション(5/15まで)では
ドル円の買い持ちは4万枚を割り込んだが、
依然高レベルで、sellingクライマックスには遠い。

本日は、意外にも8600円付近で寄付いた後、
一時8680円あたりまで上昇、為替も円安基調。
今週の日銀政策決定会合への警戒もありそう。

2ヶ月連続で追加緩和に踏み切る可能性は低いが、
ETF買い増額や、78円台の単独介入もありそうで、
ショート筋は相当警戒しているのだろう。

こうなると、日銀会合の終わる23日までは、
デルタを傾けづらいし、ガンマショートも持ちづらい。
反発でIVが緩んだ際、期先PUT買い&先物買いを
仕掛けたい気もするのだが...


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by nkmrnkmr | 2012-05-21 10:23 | 雑感

第14章「危機管理(2)」

第14章「危機管理(2)」

311東日本大震災の悲劇の一つに「大川小学校の悲劇」がある。
北上川河口から約4キロ上流の川沿いにあり、
明治以降も津波の被害は無い。
地域住民も学校側も、安心しきっていた節がある。
地震直後、生徒は校庭に集められ点呼が取られた。
その内に、付近の住民も集まってくる。
「ここにいるべきか?二次避難すべきか?」
校長は娘の卒業式のため欠席で、教頭中心に議論は続き、
付近の住民も交えたが、意見がまとまらない。
地震後、既に致命的ともいえる40分以上が過ぎていた。
ようやく学校より標高が高いとのことで、
北上川の橋げたに移動する案でまとまり、
全校生徒が移動する最中に、一気に津波に飲み込まれた。
全校生徒108人中68人が死亡、6人が行方不明となった。
このような悲劇は周囲でも例が無く、他校では
先生方が機転を利かせて、裏山等に逃げ切った例がほとんどだ。
親にすれば、諦め切れない。
「他の学校は、ほとんど助かったのに、
 何故大川小学校はこんなことになったのか!」
当時の校長は今春に辞任。
今でも市教育委員会との協議が続いている。
親の一人のコメントがyoutubeに出ている。
「地震の後40-50分も一体何をやってたんだ。
 裏山に上れば済んだじゃないか!」
これが、生き延びた教師によると、ニュアンスが異なる。
「裏山は急斜面で、雪もあり倒木もあった...」

全く対照的な例として、三陸海岸沿いの船越小の例がある。
ここの用務員は地元出身のT氏で、
子供の頃から津波の怖さを教えられて育ってきた。
その彼が、地震直後から海の様子を見続け、
ついに津波らしき盛り上がりを見た。
直ぐに校長のところまで走り、
「逃げましょう。後で笑われても、いいじゃないですか!」
と鬼気迫る表情で訴えたという。校長はT氏に動かされ、
避難場所に指定された学校(海岸沿い小高い場所)を後にして、
全校生徒を裏山に上らせた。
避難の後に学校は津波に飲み込まれてしまい、
地元の住民も多数亡くなった。
これらは、先月の文芸春秋に掲載されている。
「しかし、生死の境目は、紙一重だな...」
この大川小学校は、最初教頭は裏山に上がろうと言ったようだが、
住民の一人が「ここまで津波は来ない!」と主張し、
決断できなかった経緯もあるらしい。
更には、市の教育委員会から災害時の2次避難場所を決めておくよう
通達があったが、未だに手付かずだった。
「もし、2次非難場所を裏山に決めて、山道を整備していたら...」
多分全員が助かっただろう。
しかし、「その内に、決めればいいさ...」という、よくありがちな判断が、
大惨事を引き起こしたと言っても良いのだろう。
事実、津波から裏山に逃げようとしてた小学生も、
雪で滑って上れなかったらしい。

2次避難を巡っての、先生らの協議も大体想像できた。
「裏山に上ろう!」と言う意見も出たが、
「雪で滑って上れない生徒もいる。」
「余震で、木が倒れたらどうするんだ。」
「津波は、ここまで来ないと住民も言っている。」
との反対も出たのだろう。彼らには悪いが、
普段から危機管理について議論していないツケが、
最悪の状況で襲ってきた。
いざという段階になって複数で議論を始めても、
短時間では容易にまとまらない。
しかも津波がやってくるまで、30-40分と言われていた。
恐らく先生の多くは、
「裏山に上って生徒が怪我でもしたら、責任問題になる...」
と思ったのだろう。
北上川の橋げたという津波が最初にやってくる最悪の場所に、
地震から50分後になって移動を始めたのだった...
大館に話をすると、彼も感じるところがあったのか、
「これは人災だよ。危機管理が全然なっちゃいない。
 相場でも同じようなもんだが...」
「よくある話かもな。大丈夫だろう。大したことはないだろう、ってか。」
「震災後の暴落で、いずれ戻るだろうと
 大量にOP売りしてた人達がそうかな。」
「PUT売りは何とか持ちこたえても、IV急騰と証拠金暴騰で、
 切る羽目になったケースも多いだろう。」
「SPAN証拠金くらい、EXCELで組み込むのは
 大したことでもないんだが。」
「モノによっては、10倍以上に跳ね上がったからな。」

大証は、昨年後半に証拠金制度を改正した。
この改正で、急激に動いた日(前日比がSPANの2倍以上)があると、
臨時措置として2営業日後から新パラメータが適用される。
仮に1000円安、IV前日比+30%といった場合には、
いきなり2営業日後から適用される。
以前だと、翌々週の適用だったのが2営業日後に短縮されるため、
これまで以上に、OP売りの買戻しが殺到するのだろう。
恐らく、証券会社も311大震災後の多額の立替金に懲りているため、
暴落当日にHPやメールで対象顧客に注意を促すと思われる。
SPANに疎い投資家も、高額証拠金が適用され、
追証が発生してから、青くなって買い戻しに走るのだろう。
「ということは、暴落日は大引けまでに、ベガロングに変えるか...」
相場は、木曜日の買戻しから一変、8600円台前半まで急落した。
南欧情勢の悪化は、銀行株の急落につながり、
改善の目処は立っていない。
少なくとも6/17ギリシャ再選挙までは、リスクを取る向きはなさそうだ。
相場の支えになっていたドル円、米国株が崩れたことで、
9000円も遠くに感じられてきた。
本日は注目されたフェースブック上場である。
このための換金売りが一部で囁かれていたが、
相場の反発のきっかけになるかと言えば、難しいかもしれない。
それよりも週末のG8で、ポジティブな材料が出る方が良いようだ。


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by nkmrnkmr | 2012-05-18 11:20 | オプション小説